シカゴの観光を楽しむ時に便利な観光パスが、シカゴシティパス(Chicago CityPASS)。
アメリカ本土全12エリアで展開する観光パス、シティパスのひとつですね。
ここでは、シカゴシティパスの内容がおすすめなのかどうか?徹底調査していきます。
Contents
シカゴシティパスとは(Chicago CityPASS)
シカゴシティパス(Chicago CityPASS)は、アメリカ合衆国シカゴの観光スポット5ヶ所をお得に周れる観光パス(ブックレット)です。
シカゴシティパスを購入しておけば、都度チケットを窓口カウンターで購入する必要・手間がないうえに、トータルの金額コストも50%の割引となります。
数パーセントならまだしも、50%を超える割引の恩恵を受けられるので、自分たちが行きたいスポットが複数ラインナップしているのであれば、シカゴシティパスの購入を検討する価値がありますね。
また、シカゴシティパスのブックレットの後方には観光地やショップで使えるクーポンも同封されています。たとえば、ブルーミングデールで使える割引クーポンなどですね。
最新のクーポン内容も、公式ウェブサイトの「Ticket Booklet」で確認できますよ。
▼ シカゴシティパス公式ウェブサイトをチェック ▼
シカゴシティパスの対象観光スポット一覧
シカゴシティパスの対象観光スポットです。
- シェッド水族館(Shedd Aquarium - VIP ENTRY)
- ウィリス・タワー(Skydeck Chicago - FAST PASS)
- フィールド自然史博物館(The Field Museum - VIP ENTRY)
- アドラー・プラネタリウム(Adler Planetarium - VIP ENTRY) or シカゴ美術館(Art Institute of Chicago - FAST PASS)
- 科学産業博物館(Museum of Science and Industry - VIP ENTRY) or ジョン・ハンコック・センター(360 CHICAGO - EXPRESS ENTRY)
(※下の2ヶ所は「どちらかを選べる」形になってます)
すべてシカゴの観光人気ランキングTop20に入ってくる名所ばかりですね。
ちなみに、口コミサイト4travelの人気ランキングで見ると、
- シカゴ美術館(※シティパス)
- ミレニアムパーク
- ウィリスタワー(※シティパス)
- ジョンハンコックセンター(※シティパス)
- 科学産業博物館(※シティパス)
- シカゴカブス
- ネイビーピア
- トリビューンタワー
- マリーナシティ
- シカゴウォータータワー
- シェッド水族館(※シティパス)
- シカゴ文化センター
- リンカーンパーク動物園
- ハロルドワシントン図書館
- シカゴホワイトソックス
- アドラープラネタリウム&天文学博物館(※シティパス)
- フィールド自然史博物館(※シティパス)
- シカゴ商品取引所
- シカゴ交響楽団
- シカゴ現代美術館
のように、シカゴシティパスの対象スポットが「トップ20」にすべてラインナップしています。
シェッド水族館
クジラからカタツムリ、トラフザメからエンゼルフィッシュまで、世界中から32,000にも及ぶ大小様々の水生動物を集めた、全米最大規模の屋内水族館です。
ウィリスタワー
ウィリスタワー(旧シアーズタワー)は、高さ442メートル(1,450フィート)の高さを誇る高層ビル。全米では第3位の高さとなります。シティパスにはチケットの列をスキップするファストパスが付きタイプ。西半球で二番目に高いビルの103階から、360℃のパノラマ景色を楽しめますよ。
そして、見所はレッジガラス(The Ledge)。ビルの外に一歩飛び出す…かのような、ここでしか味わえないスリリングな体験を味わえます。
フィールド自然史博物館
フィールド博物館では、Tレックスから古代エジプトの墓、そして中国の歴史と文化まで探る博物館です。
最大の見所はティラノサウルス・レックスの化石で、見事に復元されています。
アドラープラネタリウム&天文学博物館 or シカゴ美術館
アドラープラネタリウムでは、アメリカ初のプラネタリウムで宇宙を体験しましょう!高度の技術を用い、ドーム劇場で息を呑むような銀河の姿を楽しめます。
一方、アメリカ三大博物館のひとつ、シカゴ美術館では、アメリカン・ゴシック、古代ギリシャ、日本、アフリカ、南北アメリカの芸術を楽しみましょう。
科学産業博物館 or ジョン・ハンコック・センター
科学産業博物館は、コロンビアバンコク博覧会の跡地にある人気の博物館です。40フィートの屋内竜巻を操作したり、B-727のフライト体験、第二次世界大戦で拿捕されたドイツの潜水艦U-505の見学、アルコール漬けになった人体の輪切りを鑑賞したりと、これまた日本では体験できないような展示品が多数あります。仕掛けも面白く、子供も楽しめますよ。
ジョンハンコックセンターからは、シカゴのスカイラインやウォーターフロントの壮大な景色を楽しみましょう。
シカゴシティパスを購入していくらお得に?徹底検証
シカゴシティパスの料金と個別チケット料金比較
シカゴシティパスを購入することでどれだけのメリットを得られるのか?
シカゴシティパスの料金と個別チケット料金を比較してみましょう。まずはシカゴシティパスの料金です。
- 大人(12才以上):108.00ドル
- 子供(3才から11才):89.00ドル
スポット | 大人料金(12才以上) | 子供料金(3才から11才) |
シェッド水族館 | 44.90ドル | 34.90ドル |
ウィリスタワー | 45.00ドル | 45.00ドル |
フィールド自然史博物館 | 40.00ドル | 29.00ドル |
△アドラープラネタリウム&天文学博物館 | △35.00ドル | △24.00ドル |
△シカゴ美術館 | △42.00ドル | △7.00ドル |
■科学産業博物館 | ■33.95ドル | ■21.95ドル |
■ジョンハンコックセンター | ■44.00ドル | ■44.00ドル |
シカゴシティパスの一番お得な組み合わせはどれ?
上記で一番お得な組み合わせは、大人の場合で
- シェッド水族館
- ウィリスタワー
- フィールド自然史博物館
- ジョンハンコックセンター
- シカゴ美術館
です。
本来、個別チケットを購入するとレギュラープライスの合計が215.90ドルかかります。
シティパスなら108.00ドルで済むので、大人1人あたり107.90ドル(50%)の割引というわけです。
標準料金の半額以下ということですね。
シカゴシティパスを購入することで損をすることもある?
しかし、なかには、シカゴシティパスを購入したのに損をしてしまった、という方もいます。
結論からいうと、スケジューリングをミスした場合、すべて周れないことがあるんですね。
だったら、「シティパスを購入せずに個別でチケット購入すればよかった!」というパターン。
特に博物館や美術館は当初予定よりも長居してしまったりするんです。海外旅行あるあるのひとつ。
シカゴに限った話ではないですが、大きな博物館や美術館は見所がたくさんあるので、すべての作品を見学するのに丸1日は必要です。逆にいえば、半日では駆け足になってしまう。
そのため、博物館と美術館のスケジューリングをどう取るか?がキーポイントですね。
スポット | 所要時間(目安) |
シェッド水族館 | 半日 |
ウィリスタワー | 1〜2時間 |
フィールド自然史博物館 | 3時間〜半日 |
科学産業博物館 | 半日〜1日 |
ジョンハンコックセンター | 1〜2時間 |
アドラープラネタリウム&天文学博物館 | 3時間 |
シカゴ美術館 | 半日〜1日 |
上に書いた所要時間はあくまでも目安ですが、旅程に当てはまるようであれば、シカゴシティパスを購入検討する価値ありといったところでしょうか。
シカゴシティパスの注意点
シカゴシティパスを購入する際は、以下の点だけ注意してくださいね。
- 予約完了後に印刷できる「バウチャー」をシティパス・ブックレットに交換できるのは、購入から1年以内
- シカゴ・シティパスのブックレットは9日間有効
シカゴ観光で10日も滞在することは考えにくいですが、有効期間は9日間ですのでご注意を。
シカゴシティパスで「モバイルバウチャー」の利用が開始、ますます便利に!事前にバウチャーを印刷する必要がなくなり、スマートフォンに電子バウチャーを表示させて入場できます。
シカゴシティパスの購入方法
シカゴシティパスは、シティパスの公式ウェブサイトから購入できます。入力は簡単、5分少々あれば、バウチャーの発行までできますよ。
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