日本からアメリカ本土やハワイに旅行する際、絶対に忘れてはならないのがESTA(エスタ)の申請・認証です。管理人は、以前ESTAの申請を知らずに空港に到着し、慌てて申請してギリギリ認証が間に合った…という痛い記憶があります。
ここでは、アメリカのESTAの登録から認証までの流れ・費用についてまとめておきます。
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ESTA(エスタ)とは
アメリカに入国する際、90日以内の観光・商用を目的とした場合においては、ビザ(査証)を取得する必要がありません。
ただし、ESTAの申請・認証は(空路にてアクセスする場合)に必ず必要となるため、アメリカ本土・ハワイに旅行する場合は、旅行前に余裕を持って申請・認証手続きを終えておく必要があります。
ESTAの申請方法
ESTAの申請は、WEBサイト上から行います。インターネットに接続できる環境でないと、申請・認証までの手続きを完了できないので注意してください。
ESTAの申請から認証までに要する時間
ESTAの申請は、出発の原則72時間前に申請しておくことが推奨されています。
ただし、先に述べたわたしの場合は、申請の20分後に認証がおりました。これはあくまでもかなり運がいいケースと考えるべきで、早く申請するに越したことはありません。
もし現在、1ヶ月以内にアメリカ本土・ハワイへの渡航を予定している場合は、今すぐ申請手続きをされることをおすすめいたします。
ESTAの費用(金額)
ESTAの申請に要する費用は、1人あたり一律$14です。
支払いはクレジットカードのみで、申請後、1週間以内にWEBで決済を行います。クレジットカードは、
- ビザ
- マスターカード
- アメリカンエキスプレス
- ディスカバー
- ダイナースクラブ
- JCB
に対応しています。
ESTAは、申請においての入力手続きに戸惑う方が多く、代理申請を受け付けている代理業者もいらっしゃいますが、最低でも1人あたり3,000円〜となっており、高額です。
ESTAの有効期限
ESTAの有効期限は、認証から2年間です。
ESTAの登録から認証までの流れ
- 新規の申請
- 免責事項の同意
- 申請者の情報を入力(パスポート情報、住所、連絡先、勤務先情報)
- 渡航情報(宿泊ホテル情報)
- 適格性に関する質問(8つ)
- 申請内容の確認(再チェック)
- 支払い手続き
- 認証(支払い手続き完了から72時間以内)
英語での入力や、PCでの作業に慣れている方であれば、申請1人あたり10分〜20分程度の入力時間を要します。ご家族の方で一気に4人申請などとなると、最低でも1時間はかかるでしょう。
また、英語での入力やPC作業に慣れていない方の場合、半日以上苦戦することもあります。
ESTAの申請・認証については、できるだけ早めに申請して認証手続きを終えておくのが肝要です。
ESTAの申請・認証でよくある質問
ESTAの申請・認証をしていないとアメリカ・ハワイに行けないのですか?
ESTAの申請・認証を終えていない場合、アメリカ・ハワイどころか、航空会社のチェックインカウンターにてチェックインができません。
つまり、飛行機の搭乗自体を拒否されます。「旅行代金もすでに支払ったし何とかならないのか?」という方が稀にいらっしゃいますが、何とかなりません。
また、これは個人的な見解ですが、航空機・ホテルの予約をすべて個人手配した場合ならまだしも、ツアー予約の場合はツアー会社がもっと事前からESTAの申請についてツアー客に催促してほしいな、と思います。
ツアー会社としても、「ESTAの申請をしましたか?」という話から、海外旅行保険、オプショナルツアーなどの紹介営業ができるわけで、いい営業チャンスだと思うんですけどね。
もちろん、ESTAの申請・認証手続きは自己責任になるので、ツアー会社に文句を言える話ではないのですけどね。
申請内容を間違えて入力し、認証手続きまで完了してしまった
申請内容を間違えて入力し、支払い・認証手続きまで完了してしまった場合、最も間違いないのは再申請です。
すでに決済した費用は戻ってきませんし、追加で支払う必要があります。住所のスペルが若干違っていた程度であれば、問題なく入国できるかもしれませんが、これも100%大丈夫かというと、誰も答えを出せません。
不安な場合は、再申請をしておくのがベターでしょう。
連絡先情報の「ホームアドレスライン」とは何?
ESTAの申請は、入力画面が日本語対応しているものの、若干意味がわかりにくい箇所があります。
その代表格が「ホームアドレスライン」で、申請者の連絡先情報を入力する画面に出てきます。このホームアドレスラインとは=住所のことです。
記入例は、下記を参照してみてください。
入力箇所 | 実際の住所 | 記入例 |
ホームアドレスライン1 | 赤坂3丁目2番1号 | 3-2-1 Akasaka |
ホームアドレスライン2 | 赤坂グランドマンション | Akasaka Grand Mansion |
アパートメントの部屋番号 | 1201号室 | 1202 |
市区町村 | 港区 | Minato-ku |
州/都道府県/地方 | 東京都 | Tokyo |
両親の氏名が必須項目ですが、亡くなっている場合は?
ESTAの申請では、申請者の両親の氏名が必須項目となっています。
そのため、すでにお亡くなりになられている場合でも、ローマ字で両親の氏名を入力してください。
子供の申請の際、勤務先情報はどう入力すればいいですか?
お子さんの分を申請する際、勤務先情報の入力時には、「現在または過去に勤務経験がありますか?」の欄を「いいえ」に選択すれば、問題ありません。
まとめ
もし、入力に困った場合は、具体的な記入例を紹介しているウェブサイトやブログがあります。GoogleやYahoo!で検索すると出てきますので、参考にされてみてはいかがでしょうか。
出発前にバタバタにならないように、早めに申請・認証をおろしておきましょう!