ニューヨーク(およびアメリカ)旅行を楽しむ際、スマホからインターネットに繋げると便利ですね。海外からインターネットにアクセスする主な手段には、主に3つ方法があります。
- 携帯会社(ドコモ、ソフトバンク、au)の海外パケホーダイ加入
- SIMカードのレンタル
- WiFiルーターのレンタル
この中で、金額が最も安く、さらに利便性に優れるのが、「WiFiルーターのレンタル」です。
Contents
ニューヨーク(およびアメリカ)では海外WiFiルーターのレンタルを推奨
海外WiFiルーターをレンタルするメリット
WiFiルーターとは、インターネットにアクセスできる、コンパクトなルーターです。
海外WiFiルーターのメリットは、
- 料金コストが安い
- スマホだけでなく、タブレットやパソコンからも同時に接続可能
携帯会社の海外パケホーダイの場合、1日あたりの利用料金が約3,000円と高額ですよね。
WiFiルーターの場合は、1日あたりの利用料金が1,000円未満なので、無駄なコストを節約できます。また、WiFiルーターであれば、スマホだけでなくタブレットやパソコンからも接続できるので、複数人で接続する場合はさらにコストを抑えられるのも魅力。
他方、チャージ式のSIMカードを購入(あるいはレンタル)する方法もありますが、SIMカードはサイズが小さいんですよね。なので、SIMカードを抜き差しした後、旅行中に「自分のSIMカードを紛失する」リスクも出てくる。また、チャージ式の場合、いちいちチャージしたり残量はどのぐらいか?気を遣うのも面倒。
わたしは過去に何十カ国と旅行し、さまざまな方法でインターネット接続を試しましたが、やはりWiFiルーターのレンタルが最も便利でした。
ただし、WiFiルーターを借りる際に気を付けておきたいポイントもあります。そちらは、下記で説明します。
海外WiFiルーターを借りる際のポイント
海外WiFiルーターのレンタルを行っている会社はいくつかあります。
たとえば、アメリカ合衆国でWiFiルーターをレンタルする場合は、以下の3社が候補になるでしょう。
さて、海外WiFiルーターのレンタルを検討する際、一番最重要視したいのが、通信規格です。ここでは、通信規格について簡単にご紹介しておきましょう。
4G(LTE)と3Gプランがある
4G(LTE)と3Gという単語を聞いたことがありませんか?これは、「通信規格」の種類で、簡単にいえば「ネットに繋ぐ速度」の違いです。
4G(LTE)は通信速度が早く、3Gの場合は通信速度がやや遅い、です。加えて、4G(LTE)の料金は3Gよりもやや割高です。
スマホが普及し出した2011・2012年あたりは、各社「3G」をスタンダードプランとしていましたね。わたしもその頃「3G対応のみのWiFi」をレンタルしたことがありますが、お世辞にも通信速度が速いとはいえませんでした。やはり、時間のロスを考えると若干ストレスにもなります。
しかし、近年は4G(LTE)プランが主流となっています。やはり、4G(LTE)プランで一度レンタルしてみると、もう3Gには戻れません!4G(LTE)の場合、普通に日本でネットしているのと同じぐらいのスピードです。
スピーディに検索するなら4G(LTE)一択
もし、海外でネットを使ってスピーディに調べ物をしたい場合、4G(LTE)プランをおすすめします。地図検索、路線検索、あるいは、レストランで食事する際におすすめのメニューを検索、海外で検索して調べ物をする場合、時間のロスは痛手になります。
一方、LINEやメールでメッセージを送る程度であれば、3Gでも問題ないでしょう。
例)アメリカで海外WiFiレンタルした時の料金比較
会社ごとの料金比較
レンタルの会社 | jetfi | グローバルWiFi | イモトのWiFi |
アメリカ4G(LTE) | 680円〜 | 970円〜 | 1,580円〜 |
アメリカ3G | ー | ー | 980円〜 |
受渡手数料 | 宅配のみで往復送料「1,250円+税」 | 空港・宅配ともに「500円+税」 | 空港・宅配ともに「500円+税」 |
予備バッテリー | ー | 200円(+税) | 200円(+税) |
1日あたりの料金・受渡手数料が安いのは、jetfiのwifiです。jetfiは受け取り・返却が宅配のみですが、1日の通信容量が大きいのと6,000mAhモバイルバッテリーが搭載されている点が魅力です。
会社ごとの料金比較(概算)
レンタルの会社 | jetfi | グローバルWiFi | イモトのWiFi |
4G(LTE)4日間 | 3,970円 | 4,380円 | 6,860円 |
4G(LTE)5日間 | 4,650円 | 5,350円 | 8,440円 |
4G(LTE)6日間 | 5,330円 | 6,320円 | 10,020円 |
4G(LTE)7日間 | 6,010円 | 7,290円 | 11,600円 |
jetfi(ジェットファイ)
1日あたりの料金・受渡手数料が安いのは、4G(LTE)で1日680円〜、jetfiのWiFiです。
jetfiは通信容量が大きいのと大容量バッテリーが魅力です。WiFiの電池残量を気にして電源の入り切りを繰り返すのは面倒ですよね。jetfiなら電池残量を気にせず使えますし、いざという時にスマホの充電もできます。
グローバルWiFi
老舗で大手のグローバルWiFiも、ぜひ検討のひとつに入れたいところ。実績と安心も踏まえて一番おすすめですし、わたしが最も多くレンタルしているのが、グローバルWiFiです。
グローバルWiFiは東証マザーズ上場のビジョンが運営しているWiFiレンタルサービスです。
通信速度も安定しているし、空港で受け取ってレンタルする際にはスタッフから使い方の説明を受けられるのもGood。受取空港も多いのもうれしい。
イモトのWiFi
タレントのイモトアヤコさんをマスコットにした、イモトのWiFiも、ひとつ検討したいところ。
個人的な印象としては、ある国でイモトのWiFiをレンタルしてルーターが故障した際、対応がしっかりしていたのが好印象でした。
イモトのWiFiは、4G(LTE)の料金がやや割高ですが、3Gの取り扱いがあります。さらに、イモトのWiFiは、割引キャンペーンを実施することがあるので見逃せない。割引を実施しているシーズンなら、他社よりも安いことがあるんです。
まとめ
WiFiルーターをレンタルして、楽しいニューヨーク旅行をお楽しみください!