世界一美しい橋とも呼ばれる、サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジ(Golden Gate Bridge)
今回は、いつかはやってみたい!と思っていたゴールデンゲートブリッジのサイクリングに挑戦しました。ここでは、自転車のレンタル方法から体験記まで写真を交えて書いていきます。
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Contents
ゴールデンゲートブリッジ(Golden Gate Bridge)とは
ゴールデンゲートブリッジ(Golden Gate Bridge)は、アメリカ西海岸のサンフランシスコ湾と太平洋をつなぐゴールデン海峡にかかる吊り橋です。
1933年に建設が始まり、1937年に完成。建設費は、2,700万ドルだったそうで日本円にすると約28億円!建設費からそれが巨大で偉大な橋であることが想像できますよね。
赤い美しい塗装で有名なこの橋は、完成から約80年経った今でもその輝きを保っています。その陰には、塗装工の人達の苦労があるのだと。錆や塗装の剥がれを修復する塗装工の仕事には終わりがありません。時には命綱を付けて足場の悪い場所も行わなければいけません。その事を知っていると、また違う目線でゴールデンゲートブリッジを楽しめると思いますよ。
ブレイジングサドルズ(Blazing Saddles)で自転車レンタル
この日の天気は、曇り空~。晴れ女のわたしでもサンフランシスコの重たい雲はコントロールできなかったようです(笑
霧や曇りの日が多いサンフランシスコなので、「雨が降らなかっただけラッキー」と思い、いざダウンタウンへ!
まずは、自転車を借りましょう。フィッシャーマンズワーフの付近にはレンタルショップが沢山ありますが、値段はほぼ変わらないのでPIER41にあるBLAZING SADDLES(ブレイジングサドルズ)というお店に決定。
窓口には沢山の観光客が並んでいます。まずは書類に名前や泊まっているホテル名を記入しクレジットカードを提出します(料金は後払いです)。書類に記入後は、安全についてのビデオを観て背丈にあった自転車に試し乗りして異常がなければ出発です!
自転車レンタルの料金は、
1時間レンタル | $8~ |
1日レンタル | $32〜 |
自転車の種類によって値段が変わり、電動自転車や二人乗りもありましたよ。レンタル料金には、ヘルメット・鍵・マップが含まれています。
フェリーの帰りのチケットも渡してくれます。もし使わなければそのままチケットを返せばお金は請求されないシステムです。
なお、サンフランシスコ観光の割引パスシティパス(CityPASS)のブックレットには、BLAZING SADDLESの$5割引クーポンが付いてきます。最新のクーポン内容については、サンフランシスコシティパス公式ウェブサイトのTicket Bookletで確認してみてください。
サンフランシスコの街を自転車で駆け抜けよう!
18歳未満はヘルメットの着用が義務付けられていますが、写真を撮ることを考えて着用しないことにしました(自己責任)。
安全面を考えると着用をおすすめしますが、着用してる人と着用してない人は半々でしたよ。
フィッシャーマンズワーフからゴールデンゲートを目指し橋を渡った後にサウサリートの街で休憩して出発地に戻るコースが一般的です。
スタッフの人が行き方を説明してくれますが、英語だし早口で全く頭に入らず(笑 結局、成り行きで前の自転車についていきました。
自転車の人は沢山いてみんな目指すのはゴールデンゲートブリッジなので、道に迷ったら着いて行けばほぼ大丈夫です。ゴールデンゲートブリッジまでは約13キロでサイクリング時間は平均2~3時間です。
監獄島のアルカトラズ島を眺めよう
出発してそうそう防波堤から監獄島のアルカトラズ島を写真に収めます。ここは脱獄が不可能とされた「世界一有名な刑務所」で今ではサンフランシスコの人気観光スポット!わたしは、怖いものが苦手なので遠くからみる程度で丁度良かったです。
その後は海沿いを走ります~♪サンフランシスコに住んだら週末はこんな風に過ごすのかな~?と妄想を膨らませながら自転車をこぐのはとっても気持ちがいい~!
自転車をこぐこと約1時間、ゴールデンゲートブリッジが近づいてきました!
沢山の人がその風景を写真に収めていて、曇り空でしたが味のある素敵な1枚を撮ることができました。
ゴールデンゲートブリッジに到着
その後自転車を走らせること1時間・・・疲れてないですよ?休憩ばかりしてないですよ?ただ、坂道が地味に多くておまけに向かい風だと結構大変なんです。時には自転車を押しながら坂道を上がっていくと、ついに橋の入り口にたどり着きました。ついに来たー!とテンションが上がりましたが、橋の道路はたくさんの人!
ゴールデンゲートブリッジの上は、東側が歩行者で西側が自転車というルールがありますが、興奮気味の観光客は道路で急に立ち止まったり写真を撮り出す人も多くて事故が起こらないかヒヤヒヤしてしまいました。
途中で広いスペースがあるので、そこで自転車を置いて撮影するのがおすすめです。
ちなみに、ゴールデンゲートブリッジは自殺の名所なんだとか。世界一美しい橋は、世界一飛び降り自殺が多い建造物でもあるのです。飛び降りてしまうと死亡率は98%。
2014年から飛び降りた人を受け止めるネットの工事を進めており、2018年には完成予定だそうです。こんなに美しい緑と海の自然が溢れるこの地から飛び降りてしまう人がいなくなることを切実に願います。
橋の高さから見る海はまさに絶景!曇り空だったはずなのに、綺麗な景色が広がっていました。
サウサリートでは駐輪場のトラブルに注意
無事に橋の上のサイクリングを終えて、山道を下ってサウサリートを目指します。この山道がなかなか危険。自転車用の道路のすぐ隣では車が走っていて大きな曲がり角や急な坂道は自転車を押して歩きましたよ。
サウサリートは小さな港町でとってもお店の外観がとってもお洒落!
駐輪場が有料3ドルであったのですが、警備員の人に「無料の駐輪場はないですか?」と聞くと教えてくれたのでそこに駐車することに。
サイクリングを終えたご褒美にアイスクリームを食べて一休み♪サウサリートを探検して、スタッフの人から「夕方はフェリーが混むから気を付けてね!」と言われていたのを思い出して、自転車をとりに駐輪場に向かうと…。
「無断駐車の為罰金$25を払ってください。」との張り紙が…。「ここって無料の駐輪場じゃないのー?」と思い困惑ながら罰金を払い警備員の人を見つけて、ロックを解除してもらいました。わたしたち以外にも罰金をとられている人が沢山いてみんな呆然としていました。
どうやら無料の駐輪場は、わたしたちが停めていた場所のもう一つ奥の場所だったらしい。
とっても分かりにくいです。こんなことなら3ドル普通に払えば良かったーと悔やんでもしょうがないので、皆さんは是非3ドル払って安全に駐輪場に停めてくださいね。
サウサリートからフェリーに乗船
やっとの思いでフェリー乗り場に着くと、またもや大勢の人。みんな考えることは同じのようで、夕方のフェリーはどうしても混み合うようでした。自転車を押しながら、並ぶこと約1時間…。
サンフランシスコ サイクリングの人気っぷりを肌で実感します。ようやくフェリーに乗ることができ、自転車をそのまま席に運びこみました。
帰りのフェリーからも監獄島のアルカトラズ島を見ることができますよ。フィッシャーマンズに帰ってきました。
結局、サイクリングで往復の所要時間は5時間程度でした。サンフランシスコの街並みを楽しみながら自転車に乗って走り、サンフランシスコが大人気の観光地であることを再確認した一日です。
ざっくりとしたルートですが、今回のおおよそのルートをグーグルマップに落とし込んでみました。