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サンフランシスコのケーブルカーのルートからチケット料金まで

坂の街、サンフランシスコ。サンフランシスコの街では、1873年に開業して約1世紀の歴史がある世界最古のケーブルカーに乗ることができます。

ここでは、サンフランシスコケーブルカーのルートやチケット料金・体験記をご紹介します。

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サンフランシスコ ケーブルカー(San Francisco Cable Car)のルート

サンフランシスコ ケーブルカー

サンフランシスコ ケーブルカー(San Francisco Cable Car)は、サンフランシスコの街中に三路線通っています。

  • POWELL - HYDE LINE(パウエルハイドライン、青)
  • POWELL - MASON LINE(パウエルメイソンライン、赤)
  • CALIFORNIA LINE(カリフォルニアライン、緑)
POWELL - HYDE LINE(パウエルハイドライン) ユニオンスクエア・マーケットストリート〜ギラデリスクエア
POWELL - MASON LINE(パウエルメイソンライン) ユニオンスクエア・マーケットストリート〜フィッシャーマンズワーフ
CALIFORNIA LINE(カリフォルニアライン) ファイナンシャルディスクトリクト〜ヴァン ネス アヴェニュー

 

サンフランシスコ ケーブルカーのチケット料金

サンフランシスコのケーブルカー料金です。

ケーブルカーの料金 $7.00

10年前は$5でしたが、少しずつ値上げが実施され、現在は$7となっています。

なお、Muniパスポート(乗り放題パスポート)を購入するとお得になるケースもあるので、サンフランシスコをのんびり観光する場合は、Muniパスポートの購入を検討してみるのもいいでしょう。

1日間乗り放題パスポート $20.00
3日間乗り放題パスポート $31.00
7日間乗り放題パスポート $40.00

ちなみに、全米12エリアで展開している割引パス、シティパス(CityPASS)を購入すると、Muniパスポートの7日間乗り放題パスポートを無料で利用できます。

これからサンフランシスコ観光を予定されているのであれば、サンフランシスコシティパスの購入を検討してみるのも選択肢のひとつです。

 

サンフランシスコ ケーブルカーに乗ってみた!

サンフランシスコ滞在中に1回はケーブルカーに乗ろう!と思い、お昼前にダウンタウンの中心にあるマーケットストリートにあるケーブルカー乗り場にやってきました。すると、ケーブルカー乗り場には目を疑いたくなるほどの長蛇の列が。なんと、100人近くの人が並んでいます。

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これは待っていられない!ということで、とりあえずケーブルカーの写真だけを収めて行きは諦めてケーブルカーは帰りに使うことにしました。沢山の観光客もこの長蛇の列を諦めて写真だけ撮っている人も多かったです。

結局、1日サンフランシスコの町中をバスに乗ったり歩き回った後、パウエルメイソンライン(フィッシャーマンズワーフ近くのケーブルカー乗り場からユニオンスクエアまで)乗ることにしました。

ケーブルカー乗り場までは看板が出ているので迷うことなく辿り着きました。ケーブルカーに乗る際は、予め切符を売り場で買って並ぶそうですが、「本日は切符売り場は閉店しました。直接スタッフに支払って下さい。」とのお知らせが貼ってあります。ケーブルカーの切符売り場は夕方には閉まるみたいです。

夕方とえはいえ、約50人程度の人が列にはすでに並んでいました。ケーブルカーを待っている間は、路上でおじいちゃんがギターを片手に何とも心地よい歌声を披露していました。待っている人たちも歌声のおかげでイライラしたりする様子がなく、楽しく待ち時間も過ごすことができましたよ。

1つ目のケーブルカーを見送り待つこと約40分。ついにケーブルカーが到着しました。

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ケーブルカーは折り返し運転になるのですが、方向転換は手動で行われるんです。回転盤上のケーブルカーを男性が1人で回していきます。この作業を1日に何回やるんだろうと思うと男気を感じました。方向転換の作業も、サンフランシスコ ケーブルカーに乗るときに見ておくべき場面です。

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狙う場所はもちろケーブルカーの立ち乗り場である一番前のステップ!ここは、バーに捕まって立ったまま乗ることができるのです。並んでいた乗客たちが容赦なく場所を取り合います。

スタッフが「ここはまだ空いてるよ!」とか「あと何人乗れるよー!」と親切に教えてくれます。ラッキーなことに一番前の右側のステップの場所を確保して乗ることができました。乗客が全員乗ったことを確認して、スタッフの男性がお金を集めていきます。ネットで調べていた時は6ドルだったのですが、2015年7月から1ドル値上げして7ドルになったらしく、「お金足りないよー!」と冗談交じりに怒られてしまいました。

乗客全員からお金を回収するのに時間がかかるので、それまではケーブルカーと写真撮影を楽しみました。

いざ、出発となるととっても陽気で明るい車掌さんが「みんな準備はいいかー?行くぞー!」と気分を高めてくれました。この車掌さんがとっても面白くて、乗客に名前を聞いたり皆で掛け声を言おう!と言ったり乗客全員が笑いの渦でした。一番前の立ち乗りは、風を切って走るという感覚でスリルもあって最高に面白かったです。途中ケーブルカーとすれ違う場面があったのですが、手を振り合ったりハイタッチしたり一番テンションが上がった瞬間でした。

ケーブルカーを途中下車する際は、車掌に一言声をかけて停車したことを確認して降ります。降りた人の分だけ乗ることが可能なので、途中で乗車してくる人もいました。しかし、途中乗車できるかは車掌の判断なので、絶対に乗れる保証はないのでその時の運次第です。途中乗車の人達は、車掌に手招きされ乗る場所も指定されていました。所要時間約25分でユニオンスクエアに辿り着きました。

サンフランシスコ 路面電車

ちなみに、このFラインを走るミュニメトロを最初ケーブルカーだと思い込んでいました。色も鮮やかなオレンジ色なので可愛いですがこれは路面電車なので間違えないように注意してください。

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