グランドセントラル駅

グランドセントラル駅（Grand Central Terminal）は、ミッドタウンマンハッタンの主要ターミナルです。

マンハッタン島の中心部に位置する交通利便性もさることながら、名所・見どころもたくさんあるため、観光客にも人気のスポットです。

グランドセントラル駅に立ち寄る機会があれば、ぜひじっくりとご覧いただきたいところ。ここでは、グランドセントラル駅の構内情報をまとめていきます。

グランドセントラル駅（Grand Central Terminal）とは

グランドセントラルターミナルは1871年に開業した、ミドルマンハッタンの主要ターミナルです。開業当初は、グランドセントラルデポ（Grand Central Depot）という名称でした。

1901年の改装でグランドセントラルステーション（Grand Central Station）に、1913年に拡張によって現在の姿となり、グランドセントラルターミナル（Grand Central Terminal）に生まれ変わります。

駅とは思えないほど開放感のあるグランドセントラル駅メインコンコース構内1階では、人々が縦横に行き交います。

インフォメーションカウンターにある4面時計は、1913年の大規模改築時に設置されました。時計はオパール製で、1,000万ドルから2,000万ドルの価値があるとも言われています。

1913年の設置当初は、オープンエアカウンターになっており、ガラス窓がありませんでした。すぐに「これじゃダメでしょ」という話になり、翌1914年には現在のようなガラスで覆われました。

上部の吹き抜けを見上げると、天井には星座が描かれています。

グランドセントラルターミナルの南側、42丁目側のファサードの頂点には、高さ4.0メートルにも及ぶ大時計があります。

世界最大級のティファニーのガラスが使われている時計、要チェックです！

ダイニングコンコースも充実

グランドセントラルターミナルの地下（LOWER LEVEL）には、ダイニングコンコースがあります。

特に観光客に大人気なのが、グランドセントラルオイスターバー。駅の拡張があった1913年にオープンして以来、100年以上の歴史を誇ります。牡蠣をはじめとした魚介類はもちろん、クラムチャウダーも人気です。

www.shakeshack.com

そして、NYを代表するハンバーガー店シェイクシャック（SHAKE SHACK）もお店を連ねています。2015年に表参道に出店し大行列で話題となったシェイクシャックですが、本場ニューヨークの店舗も行列必至。ただし、グランドセントラルターミナルの地下は他店舗と比較すると空いており、穴場です。

グランドセントラル駅ではシーズンイベントも開催

グランドセントラル駅では、シーズンごとにイベントを開催します。

ご旅行の日程が決まっている場合は、グランドセントラル駅のウェブサイトをチェックして、どんなイベントが開催されているのか？確認してみるのもいいかも。

交通の拠点としてのグランドセントラル駅

グランドセントラル駅がミッドタウンマンハッタンの主要ターミナルといわれる所以は、その交通利便性から。

メトロノース鉄道（Metro North Railroad）は、ハーレム線、ハドソン線、ニューヘイブン線（本線とは別にニューナーケン支線、ダンバリー支線、ウォーターベリー支線）の4路線。

そして、地下鉄は4、5、6、7、S線。北はセントラルパークやメトロポリタン美術館、南は自由の女神クルーズ起点のバッテリーパークへと、観光にも便利。

MTAバスはM101、M102、M103、M1、M2、M3、M4、Q32、M42線。

さらには、JFK空港とラガーディア空港に向かう空港バス、NYCエアポーターも通っており、空港とのアクセスも良好。NYCエアポーターは、無料WiFiが使えて片道$17です。

駅前には朝7:00〜23:00まで、タクシー乗り場（East 42nd Street at Vanderbilt Avenue）もあります。

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