ニューヨーク旅行を楽しむなら、ニューヨーク市地下鉄(New York City Subway)を使いこなそう!
ここでは、ニューヨーク市地下鉄の乗り方や路線図・料金など、知りたい情報をまとめてご紹介します。
Contents
ニューヨーク地下鉄の路線図
ニューヨーク市地下鉄は1904年に運行開始。現在は、南北に長いマンハッタンを始めに、ブルックリンやブロンクス・クイーンズに路線が張り巡らされています。
はじめてのニューヨーク旅行でも、マンハッタン島の観光スポットを巡る場合には市地下鉄を乗りこなした方が時短・費用節約につながります。
ニューヨーク市地下鉄の各路線は「数字およびアルファベット」でナンバリングされ、色分けもされているため視認性も高く、わかりやすいです。
ニューヨーク地下鉄の料金
ニューヨークの地下鉄を利用する場合の料金は、大きく2種類あります。
- レギュラーメトロカード(Regular MetroCard)
- アンリミテッドライド(Unlimited Ride)
レギュラーメトロカード(Regular MetroCard)
ニューヨークの地下鉄およびバスは、1回ごとの乗車料金(レギュラー、Regular MetroCard)が一律で$2.75です。このカードは、ペイパーライドメトロカード(Pay-Per-Ride MetroCard)とも言われます。
以前は$2.5でしたが、2015年3月より値上げされてしまいましたね。メトロカードを購入(購入方法は後述)し、自販機でチャージをします。
メトロカードは、$5.50〜$80.00で購入可能。$5.50以上購入する場合、11%のボーナスが付与されてお得です。たとえば、$20購入した場合、$22.20のボーナスが付きます。
アンリミテッドライド(Unlimited Ride)
また、短期の滞在ではなく中長期滞在の方向けに、乗り放題(アンリミテッドライド、Unlimited Ride)も用意されています。7日間のアンリミテッド乗車券は$31、30日間のアンリミテッド乗車券は$116.50です。
- 7日間のアンリミテッド乗車券:$31
- 30日間のアンリミテッド乗車券:$116.50
ニューヨーク地下鉄の乗り方
メトロカードを購入
地下鉄に乗車する際は、はじめに自動販売機でメトロカード(MetroCard)を購入します。メトロカードの料金は発行1枚あたり$1。
日本で言えばSuicaやPASMOのようなチャージ式のカードですが、紙でできておりペラペラです。
紙幣は$50、$20、$10、$5、$1。コインは$1、25¢、10¢、5¢に対応しています。$100以上の高額紙幣は使用できません。クレジットカードはVビザとマスターカードに対応していますので、万が一高額紙幣しかない場合は、クレジットカード決済を選択することも可能。
画面をタッチしながら購入手続き・チャージをします。言語は英語ですが、簡単なので不安を抱える必要はありません!
改札を通過
ニューヨークの地下鉄には、日本と同様に改札機があります。
メトロカードを通すことにより、ゲートを回して通過できます。日本の改札よりも幅が狭いので、スーツケースなど重たい手荷物がある時は、ひっかからないようにゆっくり通りましょう。
Uptown行き?Downtown行き?ホームをチェック
マンハッタンの地下鉄は、「南北」に走っている路線が多いです。
北に向かう列車のホームは「アップタウン(Uptown、北行き)」、南に向かう電車ホームは「ダウンタウン(Downtown、南行き)」の表示があります。
- 北行きはアップタウン(Uptown)
- 南行きはダウンタウン(Downtown)
ホームを間違えてしまい、逆走してしまう…というプチトラブルは、今や「ニューヨーク旅行あるある」のひとつです。どちらに向かうホームなのか?をしっかりチェックしておきましょう。
電光案内板をチェック
上部には案内板があるので、行き先、各駅なのか急行なのか?をチェックしておきましょう。
- LCL → 各駅停車
- EXP → 急行
ニューヨークの地下鉄では、日本のように正確な運行スケジュールが決まっているわけではないため、分数の表示については、「あと何分でこの駅に到着するか?」が記載されています。
電車に乗車
電車の正面および側面にも、路線番号とその色、各駅か急行か?の記載があるので、チェックして乗車すればOK。
目的の駅に到着したら、出口の改札を通って外に出ます。日本の地下鉄とは違い、出口の改札で再度メトロカードを通す必要はありません。出口の改札は、そのまま通過して大丈夫です。
ニューヨーク地下鉄について
「ニューヨークの地下鉄」というと、暗くて怖いイメージがありませんか?
実際に乗ってみると、ホーム・車内ともに、東京の地下鉄よりも若干暗い印象にはあるものの、2000年代に入ってから治安が改善されたことも相成り、危険な雰囲気はない印象を覚えました。
とはいっても、油断は禁物。スリや変な人もいないわけではありませんし、深夜・早朝の時間帯は乗らないようにした方が無難でしょう。